富山駅周辺でスマホが一瞬圏外に?docomo5G SAの「粘りすぎ問題」を検証してみた

ネットワーク

富山駅周辺での移動中、スマホが圏外になる原因を特定しました。5G SA の仕様により 4G への切り替えが遅延しています。

解決にはキャリアの調整が必要ですが、5G SA をオフにすることで瞬断を防げます。オフライン機能を活用すれば移動中のストレスを減らせます。

「都市部の主要駅周辺から車や公共交通機関で少し離れたエリアへ移動する時、なぜか一瞬圏外になる…」という現象に直面したため、電波モニターアプリの数値やネットワークの仕組みを元にその原因を突き止めました。同じ現象に悩んでいる方の参考になれば幸いです!

1. 症状:駅周辺から移動時に起こる「一瞬の圏外」

富山駅周辺のような中心部から車で郊外へ抜ける際、またはその逆の移動時に、スマホの画面表示が数秒だけ「圏外」になったり、音楽ストリーミングやナビアプリが一時的にフリーズする現象が発生します。

しかし興味深いことに、同じ市内でも見通しの良い特定のエリア(少し離れた大通り沿いなど)からの離脱では、こうした引っかかりはなくスムーズに電波が切り替わることが分かっています。

2. 原因の核心:電波データが明かす「SA最優先」の罠

現地で電波測定アプリ(Network Cell Info Liteなど)を確認したところ、なぜこの現象が起きるのかの決定的な理由が見えてきました。

【実際の測定データから見えた数値】
・掴んでいる5G SAの電波強度(RSRP):-100 dBm(やや微弱〜普通)
・近くにある4Gプラチナバンドの電波強度(RSRP):-91 dBm(かなり強い)

数値を見ると一目瞭然ですが、周囲にはバリバリ強い4G(-91 dBm)が飛んでいるにもかかわらず、スマホはあえて電波がそれより弱い5G SA(-100 dBm)を必死に掴み続けています。

現在のドコモのネットワークおよびGalaxyの仕様では、「5G SAのエリア内にいる間は、多少電波が弱くなっても限界までSAに踏み止まりなさい」という強力な優先ルールが働いています。

3. なぜ駅周辺でだけ「一瞬圏外」になるのか?

車で移動する際、この「SA粘りすぎ問題」と「エリアの境界線」が組み合わさることで問題が起きます。

エリアの特徴電波の減衰のしかたスマホの挙動結果
見通しの良いエリアなだらかに弱まる余裕を持って4Gへ切り替え成功(途切れない)
富山駅周辺などビル影等で急激にガクッと落ちる予測できず大慌てで切り替え一瞬圏外になる

富山駅周辺はビルや障害物が多く、5G SAの電波が「じわじわ弱まる」のではなく「一気に途切れる」ため、スマホが限界ギリギリまで耐えた挙句、プッツリ切れた瞬間に大慌てで4Gへの引っ越し(ハンドオーバー)を始めます。この処理のラグが「一瞬の圏外」の正体です。

4. 現時点でできるおすすめの対策

スマホや回線の故障ではなく、いわゆる「過渡期の仕様」であるため、根本的な解決はドコモ側の基地局パラメータ調整を待つことになります。ただ、日々のストレスを減らすための自衛策はあります。

  • 移動中だけ「5G SA」をオフにする
    設定から5G SAを一時的にオフにすることで、無駄な大引っ越しが起きなくなり、移動中の瞬断を完全に防げます。
  • アプリの事前ダウンロードを活用する
    Googleマップのオフライン機能や音楽のオフライン再生を活用すれば、万が一の一瞬の途切れにも動じなくなります。

まとめ

Galaxy S25という優秀な端末が、ドコモの「SA最優先指令」に忠実に動きすぎるあまり起きる、現代の通信あるある現象でした。「自分のスマホが壊れたわけじゃない」と分かるだけでも少し安心できますね。今後のエリア最適化のアップデートに期待しましょう!

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